いつもの本態性血小板血症と肺の検査を受けた話(62)

どう書いたものかと悩んでいるうちに忘れてしまっていましたが、
前回病院に行った時の話。

いつもの本態性血小板血症で通ってる血液内科の方は、例によって平常運転で、
PLTも75万で、少し増加傾向ではあるものの特に変わりなしで。

 

で、以前にも少し書きましたが、別件で会社の健康診断で肺機能が引っ掛かってしまい、
紹介状を貰っていたので、ついでに診てもらうことにしていました。

健康診断での肺機能検査は、よくある簡易的な筒抜け型の通った空気の流量で見るようなやつだったのですが、
肺活量の何やらがどうも良くないという事で、
(80無いといけないところが、75くらいしかなかった)
2回測りなおしたんですが結局正常値まで持っていけませんでした。

結果、「拘束性障害の疑いあり」という診断結果を貰いました。

あまりこっち方面の知識はないので、適当に調べてみると、
「拘束性障害」というのは呼吸器系の割と一般的な言い方で、
これの代表的なものとして「間質性肺炎」があるそうです。

間質性肺炎とは

この情報を見て、ビックリしていしまいました。
というのも、ちょうど今年に入ってからの話ですが、
うちの父親が間質性肺炎で亡くなっていましたので…。

正直なところ、自分の肺機能の検査結果はまだそこまで深刻なものではなく、
しばらく様子を見るという手もあったのですが、
間質性肺炎と聞いて居ても立ってもいられなくなり、今回呼吸器内科に行くことにしたんですよね。

間質性肺炎とは、…まぁ、ぐぐってもらえればすぐわかると思いますが、

https://www.google.co.jp/search?q=%E9%96%93%E8%B3%AA%E6%80%A7%E8%82%BA%E7%82%8E

ようは、肺の組織が線維化していまい、だんだん機能が落ちていく病気で、
稀に例外もあるようですが、基本的には悪い方にのみ進行し、根本的な治療方法がありません。
最近、公費対象の難病指定になったそうですが、まぁそういう類の病気ですね。
こういう紹介の仕方が、骨髄系のそれといろいろ被るのが本当にアレですが…。

呼吸器系の大病と言えば、肺がんが名実ともダントツなのでしょうが、
間質性肺炎もそれに負けず劣らずといった大病で、最近は患者さんも増加傾向のようです。

とっても厄介な間質性肺炎

うちの父親の場合も、15年くらい前から診断がつき、
本人も「治らない」とだけは聞かされていたものの、
最初はそこまで自覚症状がないので軽く見ていたようですが、
7~8年くらい前から労作時の息切れが多くなり、
空咳の回数が異様なまでに増加するようになりました。

その後、風邪をひいたときに急性増悪が起こって入院、
最近よく見かける携帯酸素からカニューラで酸素を入れるようになりましたが、
最後の3年くらいは、主に急性増悪での入退院の繰り返しと、
呼吸器疾患特有の体重減少と体力低下に悩まされ、
お風呂に入れなくなり、トイレに行けなくなり、歩けなくなり…、
間質性肺炎としては長く持ったほうではありますが、やはり壮絶な感じでした。
もともと体重80kgくらいのパンパンだった人が、最後は40kg切ってましたので…。

もちろん、うちも可能な限り介護はしていたので、これを見てしまうと、
自分がその可能性が少しでもあると言われると、ちょっと心配になってしまいました。

やはり検査には行くべき! あとタバコやめろ

というわけで、呼吸器内科に行ったところ、健康診断と同じ内容の検査をやりまして、
ただ、簡易的なものではなくて、ちゃんとホースを咥えてやるしっかりした機械で、
検査担当の技師さんとマンツーマンで指導を受けながらやったところ、
2回目で正常値内の結果が取れました。
結局、おそらく測り方の問題で、肺機能に異常は無さそう、という結論になりまして、ひと安心。

経過が変わらないのでいつも雑談の多い血液内科の先生の方でも、
「あー、呼吸器はねぇ、10人検査して1人悪い人がいるとかそういうのだから。
肺がんじゃなくて良かったと思わなきゃ!」
…って言われました。まぁ、そういうもんなんですかね…。

というわけで、今回うちは何とか大丈夫でしたが、
本当に間質性肺炎には気を付けた方がいいと、ここでハッキリ言っておきます。

というのも、もちろん原因はいろいろあるらしいのですが、
実際のところ、間質性肺炎の患者さんの7割は喫煙者というデータがあるそうで、
別名「タバコ病」と言っても差し支えないくらい、発症に影響するそうです。
事実、うちの父親も1日2箱吸うヘビースモーカーでした。

よく、喫煙者の方で、
「あー、肺がんになってポックリ逝くからいいよいいよ」
みたいに言ってる人もいまだに見かけますが、呼吸器疾患舐めんなよ、とw
苦しんで苦しんで苦しんで苦しみますから…。

改めて、喫煙者の方には禁煙をオススメしておきます。

3 Responses to いつもの本態性血小板血症と肺の検査を受けた話(62)

  1.  

    初めまして。ET歴20数年の40代女です。
    このところ脾腫の自覚症状が(やっと)出始め、ふと昔々に見たこのサイトのことを思い出し辿り着いた次第です。
    継続して記録を取られていて、大変参考になります。
    お父様が亡くなられたとのことでお悔やみ申し上げます。

    私は定期的な血液検査とバイアスピリンだけでやってきましたが、100万前後だったPLTがこの3年ほどで減り始めて今や50万台になり、さらに脾臓の痛み、ということでもしや自然な寛解…ではなく、二次性骨髄線維症に移行したのではないかと気になり始めました。
    他の数値に異常がないので大丈夫だと思いたいですが。
    転居が多くしばらく血液内科にかかっていなかったので、日赤に行く予定にしています。
    間違いなくマルクをされるのが憂鬱です…
    それ以前に新規の患者を受け付けてもらえるかどうかわかりませんが。

    余談ですが、肺で半数の血小板が作られるとNatureに掲載されてましたね。
    事実ならETの原因も肺と関連があるのでしょうか。
    ちなみに私は遺伝的に?肺機能は悪いです。
    喫煙者でなくても、排気ガスや副流煙は避けられませんし…

    乱文失礼しました。また覗きに来ます。

  2. こんにちは。わざわざコメントありがとうございます。

    確かにマルクはしんどいですが、やはり通院はした方がいいですよね。
    うちの担当の先生も、割としょうもない雑談が多いのですが、
    やはり症状に変化が無い、治療もしてない方となると、
    だんだんと来なくなってくる方も居られるようで、
    それだけはしないように、って念を押されています。
    割と症状が無い事が多いので忘れがちになりますけど、
    やはりカテゴリ的には大変な病気なわけですからねぇ…。

    そういえば、発症したての頃はいろいろと必死で調べまくったものですが、
    最近はサボり気味ですね…。
    新しい病気なので、論調もコロコロ変わりますし、
    たまには情報収集しないとダメですね。

     
  3.  

    Kawasemiさん、お返事ありがとうございました。

    この病気は文献を漁ってみても症例や情報が本当に少ないですよね。医師によって治療方法が違いますし…

    観念して病院に行ってきます。
    寛解だったら報告しますね(笑

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