ちょっと仕事先で話題になってた話。
もうサポート切れまで半年くらいって感じのWindows 10ですが、
当然のごとく、まだまだ使ってる人は大勢いるんじゃないかなとは思います。
Windowws 11にする・しない、できる・できないとか、
その辺のよくある話は今回は置いといて、とにかく現状Windows 10を使い続けている人の話。
そういう人らの中で、先月(4月)のWindows Updateを適用した環境の人から、
「Windows 10のバージョンが古くなったんだけど」
「Windows 10って、バージョンが突然古くなることってあります?」
という複数の相談を受け、それを聞いた自分も頭に「???」が浮かんでいた次第。
詳しく聞いてみると、今までは 22H2 というバージョンだったのに、
気が付いたら、2009 という古いバージョンに戻っていた、という事らしい。
いやいや、ねぇ、いくらWindowsがクソちゅうても、そんな事あるわけないがな、
なぁ?
…と思って、設定を見てみると…
ホントに バージョン 2009 になってる!(絶望)
確かに、Windows 10 って書いてあるところの下のところ、

バージョン 2009 ってなってました。
え?
は??
ていうかさぁ、そもそもここってこんな画面だったっけ?
当分アップデートしてない古いPCを引っ張り出して見てみると、

そうそうこれこれ、自分が知ってるのはこの画面。
ちゃんと22H2って書いてあるし。
なんかWindows Updateしたことで表示が変わったのか?
表示変わるらしいです(笑
なんの前触れもなく突然設定画面の表示が変わる、
そして、本来人目に触れないはずの内部バージョンを表示し出す。
どうやら、バージョンにH表記をし出したのがこのバージョンからで、
内部バージョンとしては、この時の2009から進んでなかったのではないかと思われます。

いやはや、これがWindowsクオリティ。
サポート終了間際のWindowsに対して突然こんな事をして、
全くもって意図が分かりませんが、
マイクロソフト歴の長い自分からしたら、まぁよくある類の話ですよ。
深く考えてはいけません(笑
気が付いたらいつの間にか直ってるとかもよくある話です。
現在の Windows 10 の正確なバージョン情報を取得・表示する
とは言え、仕事や検証等でWindows 10を使用することもあるわけで、
謎の設定画面の間違ったバージョン表記では困る、
正確なバージョンを把握したい、という事もあるかもしれません。
そんな時は、伝統と実績の winver!(笑
古典芸能なので、Win+Rとか、コマンドプロンプトで、とか言いたいところですが、
今は普通にスタートメニューからでも行けます。
Windowsキーを押して…

「winver」と入力します。
はい、懐かしのWindowsのバージョン情報

ここだと、正しいバージョン情報(22H2)が取れます。
つまるところ、決して「古くなった」ワケではないってお話でした。
めでたしめでたし(?)
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