::: W+Info Snatcher Ex ::: この度は、W+Info Snatcher Exに興味を持っていただき、ありがとうございます。 導入は、以下の説明をよく理解したうえで行ってください。 この手の試みが一人でも多くの方の役に立てば幸いです。 ●これは何? WILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es](WS011SH)から導入された、W+Info。 自分の好きな情報を定期的にプッシュ式で配信してくれるサービスなのですが、 発想は面白いものの、いかんせん標準添付のリーダが使い辛い事この上ない。 (まぁ、最近のファームでは結構改善されていると思いますが…) そこで、W+Infoのダウンロードした情報を勝手に横取りして、 読みやすくしただけの、いわばW+Infoの互換リーダです。 立ち位置的には、Operaで動作するW+Info Snatcherの移植版で、 もともと、ローカル用のJavaScriptとして作っていたものを、 .NET Compact Framework 2.0向けに作り直したものです。 ●対象機種 WS011SH(Advanced/W-ZERO3[es]) 本体アプリケーションが2.02(a)以降の端末のみ WS020SH(WILLCOM 03)や、その他のW-ZERO3については、動作確認できませんので、 いまのところ未対応・非サポートとさせて頂いております。 ●新規インストール CAB版の場合は、実行してインストール、 ZIP版の場合は、解凍して適当な場所に置いて下さい。 このソフトは一時的なキャッシュとして、デコードした内容を カレントディレクトリに保存していきますが、環境によって1MB前後必要になる場合があります。 容量の余裕のある場所にインストールしてください。 また、本来動作には.NET Compact Framework 2.0が必要なのですが、 通常プリインストールされているので、特に気にしないでいいと思います。 ●アップグレード CAB版の場合は、現バージョンをアンインストールするように促されるので、 アンインストールが終わってから、同じ場所にインストールしてください。 ZIP版の場合はそのまま同じディレクトリに上書きしてもいいかもしれません。 何か問題があったら、新規インストールしてください。 ●アンインストール ZIP版をご利用の場合はディレクトリごと削除してください。 CAB版の場合は、W+Info Snatcher Exのメニューからキャッシュの削除をして、 別途Windows Mobileの設定からアンインストールしてください。 また、一部の設定でレジストリを書き換えているので、 念のため、アンインストール前に元の設定に戻しておくと安心です。 ●使い方 正常起動すると記事一覧が表示されます。 適当に選択してセンターボタンを押すとその詳細な記事を表示します。 その詳細記事のダイアログを閉じると、記事一覧に戻ります。 基本的にはそれの繰り返しです。 ●ダウンロード機能 W+InfoのWebサイトにアクセスして、より詳細な記事をダウンロードする機能です。 ・一括ダウンロード 記事一覧のメニューから「一括ダウンロード」を選択すると、 端末にある記事の全てのリンク先を精査して、 より詳細な記事を、W+InfoのWebサイトから一気にダウンロードします。 ダウンロードした記事は、次の更新があるまで端末に保存されますので、 時間に余裕のあるときなどに先にダウンロードしておけば、 電波の届かない場所や、高速移動中などでも、ゆっくり読む事ができます。 電波環境や契約プラン、設定件数によっては非常に時間が掛かり、 パケットを大量に消費しますので、十分ご注意ください。 不要な記事をダウンロードから排除するように設定する事もできます。 ・個別ダウンロード 詳細表示時のアクションから「詳細記事をダウンロード」を選択すると、 今開いている記事1件に対してのみ、ダウンロードできます。 「続きが気になるけどブラウザを立ち上げるまでもないなぁ」 とかいう場合にご利用ください。 ●設定 一覧表示時にメニューから「設定」を選ぶと設定画面が開きます。 見ればすぐ分かるものが多いと思いますが、 意味が分からない部分があればデフォルトのまま運用してください。 ・フォントファミリ: インストール済みのフォントを指定できます。 ・Xcrawlを有効にする: Xcrawlを使うかどうかの設定です。 ・[→]で詳細記事へ移動する: よくある携帯のアプリのように、左右カーソルで行き来できます。 これを設定しない場合は、記事一覧で任意の列だけジャンプします。 ・IEコンポーネントを使用しない: HTMLコンテンツは、標準ブラウザで開くようにします。 これを設定しない場合は、自分自身で開きます。 ・通信終了時に切断を試みる: このソフトでの通信が終わったら、自動的に切断します。 ・記事本文が以下にマッチしたら一括ダウンロードから除外する: ダウンロードしても無駄な記事を除外する設定です。 この文字列にマッチするか、日付情報がない記事は自動的にスキップされます。 意味が分からない方は、無闇に編集しないでください。 ・W+Info Agentを使う: 純正のW+Infoから記事を取得せずに、W+Info Agentで取得した記事を閲覧します。 変更後は必ずアプリケーションを再起動してください。 ●W+Info Agentを使用する(1.90以降)  W+Info Agentを使うことで、Todayの純正プラグインを使用せずに、  W+Infoの更新を行うことができますが、対応したソフトが必要になります。  もちろん、W+Info Snatcher ExでもW+Info Agentに対応してみましたので、  設定から有効にすれば、そちらで取得した記事を閲覧できます。    また、これらの設定を変更した場合は、必ずアプリケーションを再起動してください。 ●注意・制限事項など(将来的に改善される可能性はあります) ・動作テストの量が圧倒的に不足しています。  予期せぬ操作を行うと、例外処理の手抜きが原因で  アプリケーションエラーになる場合が多々あります。 ・HTMLのコンテンツについては、独自デコードなので、  記事の内容により文字化けしてうまく表示されない事もあります。 ●履歴 2008/02/19 0.001 とりあえず作ってみただけ 2008/04/16 1.00 とりあえずリリース 2008/05/19 1.01 定刻更新の無効設定時の挙動、HTMLコンテンツのリンク先を変更 若干の高速化を含めたその他の細かい修正など 2008/08/29 1.50 ダウンロード機能追加、その他書ききれない大量の調整 2008/09/03 1.51 ダウンロード後に記事の整合性が取れなくなる不具合を修正 2008/11/11 1.60 本体アプリケーション2.02aに対応、IEのキャッシュ削除機能追加 2009/08/11 1.91b W+Info Agentに対応、それにより不要となった機能をざっくり削除 若干の高速化、画像キャッシュ方法の変更、詳細記事表示の修正など ●使用許諾 ・W+Info Snatcher Ex はフリーソフトウェアです。  どのような使用形態に関わらず自由に利用してかまいません。 ・W+Info Snatcher Ex は、必要最低限の動作確認はしていますが、  ご利用の端末や、プログラムの不具合などによって問題が生じる場合があります。  それにより損害が生じても、損害に対する保証は出来かねますので、予めご了承ください。 Kawasemi http://my.opera.com/kawasemi/