なんか、PSPo2iの発売とPSO2の発表によって、
「PSUはオワコン!ありがとうPSU。」
という感じなんだろう、と勝手に捉えていたのですが、
ここにきてPS2版の終了と3rdアップデートが発表されましたね。
「あ、まだ続ける気あったんだ?」みたいな(笑
まぁ、そうなると、PSPo2iの服も追加されるでしょうし、
(いい加減あのプレイヤーの足元見まくりで最悪なGCガチャンはやめて欲しいんですけど・・・)
PSO2の遅れ具合によっては、更なるバランス調整などもあるのかもしれません。
・・と思ってたら、えらく先の話ではありますが、夏にPSO2のαテストをやる予定があるそうで・・・。
PSP goユーザーなので、PSPo2iはダウンロード購入しかできないっていうのに、
パッケージ封入なのでダウンロード購入は抽選対象外とかマジふざけるな!!という気もしつつも、
PSOBBもPSUもやってきているので、まぁ、抽選には参加できるかもしれませんけど。
でまぁ、そういう色々な状況も考慮し・・・たワケじゃなくて、完全に衝動買いなんですが、 …
・・・もう1本Radeon HD 5870を買っちまいました(笑
いやまぁ、自分でもアホだなぁ、と思いますけどね。
しかも、何も考えずに買ったので、既に持っているXFXのやつと補助電源コネクタの位置が合ってなくて、
ケーブルがもうギリギリ・・・衝動買いは危ないという典型です。
とにもかくにも、これでひとまずCrossFireX(CFX)の環境ができました。
誰がどう見てもグラボ側がオーバースペック過ぎるんですが、
これで実際にPSUをやってみてどうか試してみたいと思います。
無駄無駄とはよく言われますが、PSUで実際にCFXをやろうなんていう変態人は少ないでしょうしね。
一応、動作前に基礎知識として確認。
CFX動作も本来は用意されたプロファイルに基づいてアンチエイリアシング(AA)が掛かるものだったんですが、
最新のCatalystでは、普通のAAと同じように、ゲームの種類を問わずCFXで動作するようになった?っぽいです。
というわけで、PSUでもCFXを設定して普通に起動するだけでちゃんとCFX動作します。
ただ、これとは別に「DirectX9ではウインドウモードでCFXが有効にならない」という制限があり、
AMDの人曰くこれは仕様らしく、DirectX10以降のゲームでないとウインドウモードでCFXを使う事はできないそうです。
つまり、残念ながら現状PSUでCFXを使うには、フルスクリーンモードが必須という事になります。
ちなみに、実際にCFXが有効になっているかどうかは、タスクトレイにCFX透過ロゴ表示のオプションがあるので、
それを入れると正常にCFX動作になっていれば右上に透過ロゴが出るので、それで判別できます。
(ちなみに、画面キャプチャするとCFXロゴは含まれないので、今回はAfterburnerも併用して確認してます)
まぁ、おおよその感じが掴めたところで、実際に設定してみます。
HD 5870のシングルでもAA8x BoxのスーパーサンプルAA(SSAA)でサクサク動いてましたので、
もうこれは何も考えず、CCCの3D設定もPSU側のオプションも全て最高設定にしてみようかな、と。
まず、PSUのオプションを一番綺麗になるんじゃないかと思われる設定に。
フルスクリーンなのでモニタに合わせて解像度は1280×720で。
泥人形の数とかは割とどうでもいいのでそのままです。
で、肝心のCatalystの設定なのですが・・・
AA16xの時って、Edge-detectフィルタが選べないのか!
仕方ないので、とりあえず設定上最高値な32xサンプルの「AA16x+Wide-tent」を選択。
AAモードは、もちろん「Super-sample AA」を選択します。
関係ないですが、「スーパーマルチサンプルAA」という誤訳があった問題も、
Catalyst 11.1では「英語表記をそのまま載せる」という荒技で回避しています(笑
うん、まぁ綺麗な事は綺麗で、確かにCFXじゃないとまともに実現できない画質だとは思うんですが、
Wide-tentだと視界が霞む効果が出るせいか、なんだかホコリっぽくなって、洋モノのFPS臭が一気に増しますね(笑
これはこれでアリだと思いますし、こういうポリゴンの角が全く見えない方が好きな人もいるとは思います。
せっかくCFXしてるんだし、うちもまぁ多少ボケててもコレはコレでアリかな、という気もしていますが。
というのも、そもそもフルスクリーンでしかCFX動作しないので、どうせスケーリングして出力されるワケですし。
もちろん、もっとシャープな画質がいいんだ!っていう人の場合は、
AA8xまで落としてから、Edge-detectを選択すると結構バランスはよくなると思います。
ただ、この設定自体はHD5870のシングルでもできますので、
そういう意味ではCFX構成である事による設定上でのアドバンテージはない事になります。
とは言っても、Edge-Detectも十分クソ重くて、シングルだとあまり実用的でなかったような記憶もあるので、
試しにシングルとCFXでの比較用に設定を変えながら動作確認してみました。
●CrossFireX SSAA 16x + Wide-tent (32x sample)(C) SEGA
●CrossFireX SSAA 8x + Edge-detect (24x sample)(C) SEGA
●Single SSAA 8x + Edge-detect (24x sample)(C) SEGA
画像の左上のがAfterburnerのOSDで、左からGPU温度、GPU使用率、ファンの速度って並べているのですが、
一番下のシングル(GPU2のみ動作)だとこの静止状態でも、既にGPU使用率が50%以上行っていて、
実際、シングルの場合は、やっぱりミッション中だとすぐフルロードになってfpsが全然維持できませんね。
その点、CFXだとそれがちゃんと負荷が半分になってますので、間違いなくCFXの方が実用レベルだと言えます。
やっぱりAA16xにEdge-detectがないのって、重すぎて存在意義なしって判断なんだろうか・・・。
しっかし、こうして並べてみると、Wide-tentって思ったよりも結構ボケてますな(笑
フルスクリーンで実際動いてるのを見ると、それほど気にならなかったんですけど。
というよりも、逆にそれだけEdge-detectが優秀って事なんでしょうけどね。
まぁ、それでも超大画面テレビとかに映してリビングでプレイするならWide-tentもアリですし、
この辺は本当に好みの問題なので、動いてるのを自分の目で見て確かめるのが一番ですね。
というわけで、HD 5870でCFXをやるなら、
「SSAA 8x+Edge-detect」(シャープ画質)
「SSAA 16x+Wide-tent」(かなりソフト画質)
のどちらかの好きな方でプレイするのが画質的には一番いいんじゃないかと。
というか、これ以上低く設定すると、余裕がありすぎてCFXを組んだ意味がなくなってしまう可能性が(笑
とは言え、6人でフォースがテクをガンガン撃ちだすようなPTだと、すぐフルロードに達しそうな気もしますので、
プレイする環境によって、SSAA 4xのEdge-detectに落としたりBoxで妥協したりと、調整は必要かもしれません。
個人的には、先に異方性フィルタやミップマップを少しずつ下げるのも悪くはないと思いますし、
逆に、SSAAだけは絶対諦めてはいけない!と強調したいところですが(笑
まぁ、そういう妥協点を探るのもまたひとつの楽しみという事で・・・。
何にしろ、売れ残りのHD5850やHD5870でのCFXはコストパフォーマンス的にはかなりおいしいと思うので、
うちのようなCFX初心者には敷居が低くていいかもしれません。
PSO2を見据えたときにも、HD 5870のCFXならそこまで時代遅れにはなっていないと思いますし。
もちろん、PSUでのCFXに関しては、完全に趣味の世界なのでオススメはしませんけどね。
そして、PSUでのCFX動作もうちが保証しているわけではありませんので、全て自己責任でお楽しみください。
・・・って事はアレか、PSO2もDirectX10以降にならないとウインドウモードでCFXできないワケか。
XPユーザーの数を考えると絶望的だなこりゃ・・・(笑
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