うちみたいな自称Operaフリークの場合は、ぶっちゃけた話、まぁ好きで使っているワケで、
何かおかしな事があっても、「なんだこりゃwおいおいw」で終わってしまうんですが、
他のブラウザからの乗り換えでOperaを検討している人にとっては、
以前使っていたブラウザと全く同じように動いてくれないと、
いくら速かったり新機能がてんこ盛りでも「ダメ」ってレッテルを貼られるケースが少なくないみたいで。
まぁ、毎日使うものだから、慣れとかもあるんでしょうけど、フォローしきれない事も結構ある。
過去にあったケースでは、テキストボックスでIMEが有効なとき、入力中に右端から改行してくれなくて、
未確定の文字が見えなくなるって現象があって、そのせいでOperaへの乗り換え勧誘に失敗している。
(ただ、今のOperaでは、いつの間にかこの現象は起きなくなってるみたい・・全然気にしてなかった) …
で、最近職場の友達でIE7からSafari3.1に乗り換えたという人がいたので、
これはうちとしては黙っていられない(笑)と詳しく話を聞いてみた。
どうやら、IE7でのパフォーマンスに不満があったらしく、
ページが表示されるまでに空白の画面で待たされることが結構多くなったらしい。
そんな中、ニュースでSafariを知って、例のページのグラフを見て「これはすごい、と」(笑
実際に、Safariのパフォーマンスには満足している様子でした。
(確かに、Opera9.2xまでのJavascriptのパフォーマンスがイマイチなのは認めざるを得ないところですが・・笑)
まぁ、モノは試しという事で、パフォーマンスはさておき、とりあえずOperaを勧めてみる事に。
ところが、しばらく試用してもらった後で話を聞いてみると、「Opera?ありゃダメだね」と。
「速度には問題なくていいんだけど、iGoogleがバグってるから使えない」とのこと。
iGoogleってのは、Googleのトップページを自由にカスタマイズできる機能で、
フィードやガジェットを置いたり、並べ替えたりすることができ、
GoogleアカウントやCookieで設定を保存できる、最近流行のマイなんとか系のサービスのGoogle版だ。
RSSリーダーを使うまでもない簡単なニュースやフィードをチェックするのにも便利みたい。
で、バグってると言われても詳しく分からなかったので、自分でも確認してみた。
iGoogleの利用法としては、主にフィードを登録してガジェットとして置くわけですが、
確かに、Operaの時だけ設定した表示件数ではなく、1件しか表示されないことがあるみたいで、
複数件表示する設定なのに、なぜか1件しか表示されていない。
これを[+]ボタンを押して展開してみると・・・
2件目が1件目に入り込んでいる。他のブラウザにはない挙動で、明らかに変だ。
ただ、リロードすれば直った・・・かと思いきや、別のガジェットで起こっていたり、
発生頻度はかなりあるけど、再現性がまちまちで、サッパリ原因が分からない。
各ガジェットは、指定されたサイトのXMLやRSSを取得しに行っているみたいだけど、
それの反応が遅く「読み込み中」という表示が続いたガジェットだけ発生するっぽい。
でも、これは他のブラウザも同じ事で、なんでOperaだけ表示が崩れるのか・・・。
Javascriptで分岐してるのかと思って、opera:configでいろいろ弄ってみたけど、
結局、設定で再現性が全くなくなる事はないみたい。
iGoogleのヘルプでもOpera9.1以降で対応と謳っているのになぁ。
結局、現状うちではフォローできずに終わってしまった。残念。
コメント
僕みたいなOperaフリークはこのバグのせいでiGoogle使うのやめましたから。
「iGoogle?ありゃダメだね」と。
それにしてもこの現象は9.5betaでも起こるんですかね。browser.jsで簡単に直る問題のような気もしますが。
こんばんわ。
一応この記事を書く前に確認してみたんですが、9.5beta2では変わってないみたいですね。
評判どおり、9.2xよりは随分サクサク動くようにはなっていましたけど。
Googleの書くJavascriptのコードも、難読化か何かよく知りませんが、
うちのような素人ではまともに読めたもんじゃないですしねぇ・・・。
まぁ、自分で困ってるだけなら、Netvibesとかでいいかもねって終わる話なんですけど(笑