こないだリリースされたWindows 7 Betaの評判がなかなかいいみたい。
うちの周りでも、「これは常用できる」と絶賛の声が多い気はする。
まぁ、去年の大ブームのせいか、ネットブックに向いているって話らしいし、
うちのMini9にも一度インストールしてみようかな、と。
こうなってくると、テスト用にもう1台Mini9が欲しくなってくるところです(笑 …
とりあえず、プロダクトIDを取得後、ISOをダウンロードして焼き、
Vistaと同じ要領でインストール。
インストール自体は、Vistaとほとんど同じで、全く問題なし。
・・・で、例によってドライバをどうするか。
基本的に、いくつかの特殊なデバイス以外は、Microsoft純正のドライバが当たっていて、
そのままでも特に問題なく使えるようになっているけど、
いつもながら、それじゃあ大して面白くないだろう、というよく分からない思考に(笑
Vistaの延長線上と考えて、できるだけMini9/12用のドライバを当てる方向で
ちょっと試してみるのも面白いかもなぁ。
それで不安定になったり、明らかにパフォーマンスが悪くなるようなドライバがあれば、
OS標準のドライバを使った方がいいだろうし。
その辺も、適当に確認しながら進めていこうかな、と。
とりあえず、インストールしただけの状態だと、
デバイスマネージャで不明なデバイスがいくつかある。
Bluetoothかカードリーダかよく分かりませんが、差しあたって動作に支障はないので、
この状態でひとまずパフォーマンスを見てみることにする。
まず、VistaからおなじみのWindows標準のパフォーマンス測定。
第一印象としては「そんなに思ったほど悪くないんだな」と。
CPUはともかく、SSDもSHD-DI9M32Gなので、もっとショボいかと思ってたら、
Windows的には「まぁまぁボチボチ」ってところか。
次は、Crystal Disk Mark。
まぁ、SHD-DI9M32Gなので、どこでも見るような結果ですね。
Random Write 4Kも相変わらず悲しい結果です。
で、最後はアレゲな感じですが、一応3D系も、って事でタイムリープぶーとべんち。
ただ、どう考えても一般的な設定だとスペックが足りなくて、
1fpsやら2fpsじゃあ差が分からないだろうということで、
差があった場合に分かりやすいように設定を少し緩めにしてみる。
【Ver】 1.01
【環境設定】
640×480/AAナシ/フルスクリーン/T&L HAL
HDR/ソフトフィルタ/被写界深度/バックライト
【ゲーム設定】
逆光/昼/紙ふぶき/音楽デフォルト/舞台デフォルト/衣装通常水着
【カメラワーク】 Y軸固定/上下黒
別に、他所と比較するわけではないので、適当にこんな感じにして実行。
結局、これでも結果は5fpsくらい。
既にフィルタの掛かり方が変で、相当アップアップですが、なんとか完走。
ちなみに、同じ設定でちゃんとしたPCだとこんな感じ。
といってもまぁ、これは一度試してみたかっただけなんで、特に意味はないです(笑
ま、お遊びはこの辺にしといて、ドライバを順番に入れていきますか。
基本的にはドライバ再インストールガイドの順番どおりに最適と思われるドライバを入れていきます。
ようは、こないだVistaにドライバを入れたときと同じ要領ですね。
あ、一応予備知識としてドライバのダウンロード先 → Mini9用ドライバ/Mini12用ドライバ
1. Intel Mobile チップセット ドライバ → Mini9用のドライバ(R192574)を入れる
MSドライバでも問題なく動作してるけど、一部互換ドライバのままのところがあるっぽい。
普通に進めると、対応したOSじゃないとなって終了してしまう。
そこで、解凍先にあるSetup.exeのプロパティの互換性タブで、Vistaに偽装する。
これで、Vista用のドライバがインストールされます。
2. Dell Battery Meter アプリケーション → Mini12用のドライバ(R195924)を入れる
3. Dell Wireless Select Switch アプリケーション → Mini12用のドライバ(R195925)を入れる
続いて、FnキーのショートカットとかBTとかの兼ね合いで必要なこいつらを入れる。
これは、Vistaと同じようにMini12用をダウンロードしてきてインストール。
ダウンロードページには、片方しかなくて「別のバージョン」としてもう片方が置いてあるので、
落とし忘れないように両方ダウンロードしておきましょう。
4. Intel GMA950 オンボード ビデオ → Intelから純正のドライバ(winvista_1583.zip)を入れる
XP用ではなくて、Vista用のドライバを使いたいっていう事情もあって、
Intelから一番新しい物を直接ダウンロードしてみる。
インストーラ形式ではなくて、ZIP版を解凍してSetup.exeでインストールするんですが、
これも、実行時にOSチェックで弾かれるので、チップセットドライバと同じようにVistaに偽装してインストールします。
ただ、Windows 7の標準ドライバよりバージョンが低いので、警告もされます。
パッと見問題ないような気はしますが、気付かないところで影響があるかもしれないので要観察です。
5. Realtek ALC268 HD オンボード オーディオ → Mini9用のドライバ(R197392)を入れる
インストール自体は特に問題なし。
ただ、標準で音が出てるので、絶対必要かといわれると微妙な気はする。
設定もほとんどできないし、シャットダウンが気持ち遅くなってる気がするので、
オーディオマネージャが必要ない方は入れなくてもいいと思います。
6. Realtek RTL8102EL オンボード ネットワーク → Mini12用のドライバ(R196115)を入れる
これもたぶん必要ないよなぁ?・・・でも入れちゃいます(笑
Vista用のをそのまま入れると怒られるので、これもsetup.exeをVistaに偽装。
一応ドライバが入ることは入ったので、これもお好みでどうぞ。
7. Broadcom 802.11b/g Wireless ネットワーク → Mini12用のドライバ(R197262)を入れる
なんとなくですが、これはちゃんと入れたほうがいいような気がします。
特に問題なくインストール完了。
8. 内蔵Bluetoothモジュール → Mini12用のドライバ(R195920)を入れる
Bluetoothを使う場合は必要。インストールは問題なし。
9. Synaptics TouchPad → Mini12用のドライバ(R195921)を入れる
まぁ、これはないよりあった方がいいのは間違いないでしょう。
問題なくインストールできます。
10. 内蔵メモリカード リーダー/ライター → Mini9用のドライバ(R200081)を入れる
インストール後の不明なデバイスはこれが含まれてるっぽいです。
一応汎用SDドライバでも認識してますが、デバイスの見え方が若干違うので、
これはインストールしといた方がいいような気はします。
でまぁ、ドライバは一通り揃いました。
えー。適当に使った感じ、特に変わった様子はないですね。
特別不安定になったりもしてないし、速度的にも別に変わってない気がする。
せっかく測ってあったので、念のため確認してみますか。
Windows標準のパフォーマンス測定。
ドライバが変わったので測り直しを要求されましたが、結果は全く変わらず。
Crystal Disk Mark。ドライバを入れる前よりも若干速くなってる!
・・・と言いたいところですが、まぁ実動作を考えると誤差の範囲内でしょう。
タイムリープぶーとべんち。まぁ、結果は変わりませんね。
出力される画質が変わるということも特にないようです。
結局、ドライバに関しては、特に気にならない人はそのまま使えますが、
DELLのドライバを入れる事もできて、パフォーマンスにもほとんど差はないのかな、と。
まぁ、ドライバに付属のユーティリティが必要な場合は入れてみるのもいいと思います。
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