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Shuttleのベアボーン(SG33G5)の非純正代替電源を試す

うちでは、録画したテレビ番組・・・というかまぁアニメなんですが、
そいつらは、PCでエンコードしてからBD-Rとかに焼いて保存しています。
別に民生機とかで再生するとか、全く興味ありませんし。

そんな、テレビの録画用に使っているPCですが、
Shuttleの「SG33G5」というベアボーンにCore2 QuadのQ6600を載っけて使っています。
とまぁ、型番から容易に想像できると思いますが、これがまた相当古くて、
おそらく、2008年くらいから、ずーっと使い続けている感じです。
丸4年毎日毎日使い続けているんだから大したものです。

ただ正直、ホコリっぽい部屋なので、すぐスリットやヒートシンクにホコリが詰まり、
大体3~4ヶ月に1回は、完全にバラして掃除しなければいけないという感じで、
メンテナンス的な意味での使い勝手としては微妙な感じでした。
ただ、この辺は小型のケースの場合、どのPCでも同じですけどね。
やっぱり、邪魔なだけあってミドルタワーが一番ホコリに強い気がします。

話がそれましたが、そんなSG33G5ですが、先日動画を見ていたら突然電源が落ち、
それ以降、電源ボタンを押しても一瞬LEDが点灯するだけで、全く動かなくなりました。 …

症状からして、もう完全に電源ユニットの故障なんですが、一応確認を。
SG33G5には、ShuttleのPC40というFlexATXの専用っぽい電源が内蔵してあって、
一応取り外せるので、取り外して分解。


ま、想像通りですが、コンデンサがいくつかはち切れそうです。
まだウンコが漏れるとこまではいってないですが、漏れる寸前といったところですか・・・。
正直、これだけ頑張ってくれたので、大往生、と言っても差し支えないかなと。

相当古いですし、この際システムごと破棄してもよかったんですが、
普通のATX電源をムリヤリ繋いでみたら、普通に起動したので、
とりあえず、電源だけを新調できないか、探してみることにします。

ShuttleのPC40という純正電源は、既に終息品なのですが、
後継というか、より大容量になっているPC60という製品があって、
こちらは現行品として普通に売られているようです。ただ、

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当たり前ですが、純正品という事もあって、普通にお高い感じです。
1万円あれば、H61とCeleron G550とかでPC1台組める事を考えると、
今更G33+Core2 Quadというものに投資する金額としては、
ちょっと高いような気もします。

いろいろ調べてみると、同じFlexATX規格の電源で、
SevenTeamの「ST-220FAB/24」という電源が、
Shuttleの純正電源と全く同じ形なので、ケースにうまく収まるとのこと。

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このマシンでゲームをやるわけでもなく、電源容量的にも問題なかったので、
こちらを買ってみることにしました。
某価格.c○mとかではファンの音がうるさいとか叩かれてましたが、
まぁ、もし買ってうるさければ自分でファンを交換すればいいかな、と。

というわけで、さくっと到着。

左がST-220FAB/24、右がPC40です。

と、並べてみました。
まぁシールドの素材は安っぽくなっていますが、
ケース外からの外観という意味ではほぼ同じですかね。


ただ、ケース内部に位置する逆側は、ファンの有無に違いがあります。

PC40では、前方吸気の後方排気でそれぞれ4cmファンがあったのに対して、
ST-220FAB/24では、ファンは後方の1つのみで、
前方と側面にスリットがあり、そこから自然吸気という仕組みみたいです。

あと、電源ケーブルの束が出ている位置も違いますが、
ST-220FAB/24の方は、ケーブル自体の長さにかなり余裕があるので、
取り付け時に問題になることはありません。

というか、むしろケーブルが長すぎて旨く収めるのに苦労します(笑

く、苦しい・・・。

ちなみに、ひとつ注意点としては、ファン上部の取り付けネジが、
PC40と違うネジ径になっているので、この部分は流用できません。
自分でインチネジを別途用意しておく必要があります。

・・・というわけで、無事電源の換装も終わり、スイッチオン!
ま、事前にムリヤリATX電源で動かしていたので、動いて当たり前ですが、
無事、元の環境に戻りました。

で、多くの人が気になるであろう、ファンの騒音ですが・・・、
うーん・・・これが非常に評価に困るところでして・・・。

率直な感想を言うと、PC40よりもファンの騒音は大きくなりました。
4cmファン特有の「プ―――ン」という甲高い音がするようになり、
これはPC40の時はほとんど気にならなくて、
今までは、CPUファンが1000回転以下だった場合は、
「ほぼ無音に近い」状態で運用できていたので、
そういう事を考えると、確実に騒音アップにはなっていると思います。

まぁ、よくよく考えてみれば、今まで4cmファン2個でやっていた仕事を、
4cmファン1個だけでやらせようとしているわけですから、
騒音が大きくなるのも仕方ないのかもしれません。

ただ、この騒音がどのくらい気になるのか、という点については、
多少議論の余地はあると思っています。

キューブ型という事もあり、モニターの隣に置いて使っている場合は、
かなり気になる場合もあるかもしれませんが、
PCから1mくらい離れていれば、そんなに気にならないレベルですし、
CPUファンが2000回転を超えるような高負荷の場合は、
そちらの音が気になり出すので、相対的に気にならなくなります(笑

つまり、目の前に置いて尚且つネットしかやらないような人に対しては、
あまりオススメできないかもしれません。

逆に、他に騒音源があったり、安いほうが嬉しい、という場合には、
十分に選択肢になり得る電源ではないかと思います。

うちの場合も、普段からQ6600が唸りを上げていますので、
特に騒音的な問題はありませんでした(笑

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