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MTVX-SHFを買って半年経ったが。

まずこのポストをしようと思ったキッカケは、いわゆる0バイトが久しぶりに発生したからであり、心理的に相当ムカついている状態であるのを察して以下を読んで欲しい(笑

既に以前の記事から半年経ってるので、状況が違うところもあり、現状の不具合をまとめてみたい。

・低温時にゆらゆらした感じのビートノイズが発生する。
これはうちでも発生した。
カノープスもカスタマイズという名の不具合対策を行っているので、まぁぶっちゃけ公式に認められた不具合なんだろう。
ただ、このボードしかないうちとしては、2週間も3週間も明け渡すわけにはいかず、送料こっち持ちだし、とりあえず冬は越したので、まぁ今はいいかなぁ、と思っている。
(多分、4月~10月辺りだと、どういう環境でも発生しないっぽいので)

そもそも、これってたまたま低温時に発生しただけで、根本的には別のところに原因があるんじゃないかと思っている。
具体的な現象的としては、プレビューや予約開始後の5分程度のみ激しいビートノイズが出るってもので、それ以降はあっさり収まり、2度と発生することもない。
んじゃあ、ケースの蓋を開けていたら起こりやすいかというと別にそういうわけでもないし、5分経ったら絶対直る。
更に、うちでは2週間ほど常用しているとそのうち全く起こらなくなった。
で、別の作業の為に電源落としてケースの蓋開けてバラして付け直すとまた発生した。なんだこりゃ?

以下はうちの勝手な予想だが、コンデンサか何かの特性が悪いのか選定を誤ったんじゃないだろうか、と。
温度って言われて真っ先に思いつくのがコンデンサの特性曲線だし(笑
低温時の特性の時だけ電源か何かからのノイズを吸収しきれてないのかなぁ、と。
これなら電荷が残ってる状態なら発生しにくいとかあるかもしれんし・・・。
やっぱり今のカノープスの現状を見ると、恒温槽とかでの温度試験だと動作評価のみで、画質の試験までやってないのかなぁ?(笑

・予約録画時に0バイトのファイルを残して録画失敗する
ViXSのXCodeIIが載ったMTVX-WHF/SHFを語る上で絶対に外せないのが、このいわゆる「0バイト現象」である。
楽しみに予約しておいた番組が朝起きて見てみたら0バイトのファイルになっていて録画されていない!
この空虚感には、3万円を払った自分に対しての情けなさやカノープスに対しての恨み辛みも含まれているだろう(笑
つか、仮にもTVチューナデバイスを謳っている製品として、これが一番やっちゃいけない事だろうに・・。
調べてみるとネットでも多数報告がされていて、

・発生回数はまちまち、確実な再現方法も回避方法もない。
・OS、チップセットやマザーボード等、ソフトやハードには全く依存しないらしい。
・0バイトのm2pファイルのみ作られた時点でFEATHERが終了してる。
・なのに、なぜかログには正常に録画ができたような事が残っている。
・複数番組予約時に0バイト現象が発生した後は、以降の全ての予約録画が行われない。
・0バイト現象発生後は、再起動や終了ができず、強制リセットするしかなくなる。

この、確実な「回避方法がない」というのが一番困ったところで、こちらとしても対処のしようがない。
DTV板では、IO-DATAのXCodeIIボードのドライバと差し替えると直るという報告もあったが、結局確実性はないらしく、不安定になったとの報告もあり「確実な対策」までは至っていない。
うちでも現象確認後、いろいろ試してその度にしばらく様子を見ているが、結局何をやっても起こるので困り果てている。
うちでの発生頻度としては大体100~300番組を予約録画して1回といったところ。
このコンマ数%という世界で文句を言うのかという話もあるが、この不確実性は何とも言えない不安に襲われるし、なぜか大事な時に限って発生するので結構シャレにならない(笑
そういえば、同じViXSが載ったエンコーダボードが発売無期延期になってるのは、こういう不安定さが原因になってたりして。

とりあえず、ドライバ等で対策される雰囲気も全然ないし、代わりのラインナップ(ミドルレンジ~ハイエンド)のボードもないのに生産中止された事を考えると、やっぱりどうにもならない不具合で諦めなきゃだめなんだろうか?
しかも、WHF/SHFを買ってしまったユーザにとっては、今からMTVX2005/2006HF等に乗り換えるのはちょっと抵抗あるしなぁ・・・。
画質に関してはかなりいいだけに、何とも勿体無い話である。
つか、もうこの際有償でも何でもいいから対策してくださいお願いします・・・orz

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