このページにはプロモーションが含まれています 

【PSU】Catalyst 10.8の環境でもムリヤリ動かす「Forcing AA in PSU 1.03」

(追記)
以下の情報は、既に古いものとなっております。
一部のRadeonとCatalystの組み合わせでは、特殊な起動方法は不要になりました。
詳しくはこちらをご覧ください。

以前も少し取り上げたとおり、Catalyst 10.7以降では、
リネーム法によるアンチエイリアス(AA)強制発動ができなくなった結果、
それを利用している「Forcing AA in PSU」も意図したように動作しなくなってしまいました。

で、その記事のコメントでも情報をいただいたとおり、
StarCraft IIのAA適用問題で後日修正されたCatalyst 10.7aを適用する事で、
フルスクリーンの場合のみ、ゲームを問わずAAが掛かるようになり、
PSUにおいても、フルスクリーンモードなら特に何の小細工もなくAA適用できるようになりました。

逆を言うと、ウインドウモードが必要な場合は、
相変わらずCatalyst 10.6と「Forcing AA in PSU」での起動が必要という事になります。

でもって、こないだ公開されたCatalyst 10.8でも、この辺の仕様は全く変わっていませんでした。

このままでは、PSUの為だけに古いドライバを使い続けるという状態になり、
まぁ、この先FF14も控えていることですし(うちは特にやる予定はないですが・・・笑)、
やっぱり常に最新のドライバを使えるに越したことはないですね。

10.7以降でAAが適用できない問題は、ATI側のプロファイルの変更が原因ですので、
新しいドライバをインストールした上で、以前のプロファイルを適用できれば、
何とかなるんじゃないかなぁ?・・・と。

大まかなイメージ的にはこんな感じ。

これなら、PSUではAAが適用できる昔のプロファイルを使いつつ、
その他のゲームでは新しいドライバを使えて、結構融通が利きそうな気がします。

でまぁ、結論を言ってしまうと、比較的簡単に何とかなったっぽいんで(笑
適当にそれ用の機能を追加した「Forcing AA in PSU」の最新版です。

「Forcing AA in PSU 1.03」のダウンロード

分かり辛くなってきたのと、アプリケーション設定を保存するようにしたので、
渋々バージョン管理も始めました。とりあえず3版目なので1.03に。
てか、最初はこんなに改版するようなモノじゃないと思っていたんで・・・。

適用までの手順がちょっと面倒なんで、順を追って説明します。

●用意するもの
Catalyst 10.8 (もしくは最新ドライバ)

Catalyst 10.6 (AA適用ができるプロファイルを持った最終版)
 上のページでOS選択後、「Previous Drivers」の先にあります。

●適用までの手順

1. 普通にCatalyst 10.8をインストールしてしまいます。

2. 次に、Catalyst 10.6をインストールするフリをして、
  HDDへの展開が終わったらすぐキャンセルします。

3. Catalyst 10.6のインストーラがHDDに解凍されたのを確認します。
  ほとんどの環境で「C:ATISupport」みたいな場所に展開されるはずです。

4. ダウンロードした「Forcing AA in PSU 1.03」を解凍して、
  PSUをインストールしたフォルダにコピーします。
  ショートカットの作成はご自由に。

5. コピーした「ForcingAA.exe」を実行します。

6. まず「任意のプロファイルを選択する…」をクリックします。

7. 抽出するプロファイルの場所を指定するよう言われるので、
  Catalyst 10.6を展開したフォルダの中に格納されている
  プロファイル(ドライバ)のファイルが置いてある場所を正確に指定します。
  指定するのはCatalystのSetup.exeがある場所ではなく、ドライバ本体そのものがある場所です。

  ちなみに、おそらくOSによって対象となるフォルダは違い、うちはWindows 7の32bit環境ですが、
  「C:ATISupport10-6_vista32_win7_32_ddPackagesDriversDisplayW7_INFB100667」
  の中にありました。
  まぁ、見つからなかったらちゃんと教えてくれますので、適当にDriversフォルダの最下層を指定してみてください。

  というか、Windows 7の32bit以外の環境で試してないので、
  そもそも、この試み自体がそれ以外のOSで動くか知りません。動作報告お待ちしております(笑

  (追記:)
  コメントにて、
  Windows XPでは、ファイル構成が違うため、プロファイルが見つからず、効果もない
 ・・・との報告を頂いてます。
  この方法では、どうやらWindows VistaやWindows 7の環境でしか意味がないみたいです。

  XPは、今後の検討課題という事で・・・。

8. で、プロファイルが見つかったら展開して持ってきてくれます。これで準備完了。

9. 「Forcing AA in PSU」からPSUを起動します。

  アンチエイリアス成功!やったね!

というわけで、とりあえずうちではこれで10.8環境でも10.6のプロファイル通りAAが有効になりました。
これでPSUが遊べる環境のまま、FF14対策もバッチリだ!?(いや、だからうちは別にやりませんけどもw)

あと、言うまでもなく当たり前ですけど、
10.8に10.6のプロファイルをムリヤリ適用してる時点で、
何があっても文句言えませんので、改めてご使用においては全て自己責任でお願いします。

というか、かなり強引で暫定的な対応の仕方なので、
もしPSUしかやらない方で、10.6でのパフォーマンスに不満がない場合は、
特に急いで10.8に差し替える必要もない気はします。

まぁ、こういう方法もあるよ~、っていう一例として参考にして頂ければ・・・って話。

ていうかコレ、試用中に何回か、突然クライアントが落ちる事がありまして、
(もしOSがXPだったら、たぶんブルースクリーンになってるところ)
プロファイルを差し替えた影響なのか、10.8のドライバ自体のせいなのか分かんないんですけど、
なんか安定度っていう意味ではイマイチなのかもしれません。

というわけで、不具合があるモノを無闇に広めてもいけないので、
ひとまず今回はここ以外では特に再配布とかもナシという方向で・・・。
SS撮影用とか、ある程度割り切って使用した方がいいかも?

もし、10.8環境でもちゃんと安定して動いてるよーって人がいたら、
そっちのスレにそう書き込んでやってください(笑

コメント

  1. Gnilda より:

    初めまして。Gnildaと申します。
    ぶりちゃん様から Kawasemi 様に確認していただいたほうが良いのではないかというツイートを頂きましたので、ご報告を(私の勘違いでしたら申し訳ありません)。

    対象ファイル(と思われる説明文が同じもの)は XP32 のドライバでは違う名前でした。それを PSU のフォルダにコピーしただけでは、ウィンドウモードでは効果がないようです(コピーや移動の操作を間違ったのかも知れません…)。

    私のサイトから Kawasemi 様のブログサイトへのリンクを張らせていただきました。
    http://gnilda.orsp.net/
    以上、お手数ですがご確認等よろしくお願いいたします。

  2. kawasemi より:

    どうもはじめまして。ご報告ありがとうございます。

    ちょっと詳細が分からなかったので、twitterの方もちょろっと読ませて頂きました。

    で、詳しい内容はよく分かったんですが・・・。
    うーん・・・最近はWindows7がメインで、既にうちにRadeonなXP環境がなく、
    今回のネタも7とVistaでは一応確認したんですが、XPは全く見てませんでした。
    なんかファイル構成が結構違うんですねぇ。
    申し訳ないですが、今回指摘されるまでこの事自体を全く把握してませんでした。
    PSUもユーザー減ってるっぽい(?)し、本当はこんな事だれもやってないだろ、と完全に高をくくってましたね(笑

    もちろん、できれば何とかしたいところですが、
    暇をみてXP環境を用意するところから始めるとなると、確認するまででも相当な時間がかかるかもしれません。
    しかも、確認できたとしても、解決できる可能性があるのかどうか・・・。

    まぁ、このソフト自体、あくまで補助的な支援ソフトのつもりで、
    単純に、裏でコピーやら起動やらしてるだけですから、
    twitterで仰ってたとおり、理屈が分かってる人からみれば、
    同じ動作自体は手動で簡単に行えるものですので、
    むしろ、頑張ってXPでの解決法をぜひぜひ編み出して欲しいかも・・・(笑

    とまぁ、そんなわけで、大変申し訳ないんですけど、
    今のところ、うちの方では今すぐどうにかできる状況ではないです。

    今後、XPでの現象が確認できた上で、もし解決策があるようでしたら、
    またここでお知らせさせて頂きますのでー。

  3. kawasemi より:

    いまさらの経過報告ですが。

    一応、うちでもXP環境でAAが有効にならないのを確認できました。
    ・・・というか、根本的に構成ファイルが全然違うんですねぇ。
    カレントに持ってきたプロファイルを読んでくれないのも、
    XPのDLLの優先度の影響かとも思いましたが、特に関係なかったようで、
    Vistaや7と同じ方法では、今のところ無理みたいです。

    結局、現状XPでは、10.6以前のCatalystを使い続けるしかないのかな、と。

    まぁ、こないだ出たHD6xxxシリーズは、
    そもそもXP環境では十分なパフォーマンスが出ないという話もありますし、
    どこかのタイミングでVistaや7に移行というのも、ひとつの解決策なのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました