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交番へ事後処理みたいなものをしに行く

先日の「貰った自転車を乗ってたら警察に捕まった話」ですが、
最後にちょっとした書面上の処理が必要だという事で、近所の交番まで行ってきました。 …

まぁ、大まかな流れはこないだの記事(これとかこれ)を読んでいただくとして・・

結局、親父が「仕事先の大学で放置されてて、仕方なく廃棄する事になった自転車を貰ってきた」行為は、
改めて、これは立派な「罪」であって、してはいけない事だったと言われ、
やっぱりなんか違和感というか、どうにもいまいち腑に落ちないので、試しに

「悪いのは他人の自転車を勝手に駅から大学まで乗ってきた人(おそらく学生)なのでは?」

と思っていたことを、そのまま質問してみたんですが、確かにその人は窃盗に該当するが、
あなたのお父さんも、占有離脱物横領罪に当たるんですと警察の方からきっちり説明を受けまして、
まぁ、どうにも納得せざるを得ない状況という感じでして。

結果、うちの親父はテレビでよくある、いろんな角度から写真を撮られたり、全部の指の指紋も録られるなどの、
いわゆる「犯罪者」として扱われるという結果に(笑

で、「被害者の方の情報があって個人情報だから」とか何とか言って書面全体を隠していて、
タイトルすら確認できないよく分からない書面があって、それに
親父は「いついつのどこどこで自転車を自分で使うために盗みました」と書かせられて、
下に身元引受人みたいな形で「再度このような事がないように監督します」みたいな内容のものに、
うちがサインさせられて、一応終わりました。子供が親を監督するってのも変な話ですが。

後から考えると、よく分からない書面にサインさせられるってのは、結構怖い感じもします。
普段からこういう慣例なのか、今回担当だった方だけなのか分かりませんが、ちょっと変な気がします。
それに、逆に被害者の方は後からこの書面を見る事があるんだろうか・・・こっちだって個人情報なんですが(笑

とりあえず、「この書面は警察内部のみで処理されるだけですので」みたいな話で、
「今後一切この件について何かしていただく事はありません」とも言われました。
結局最後まで、とんでもない犯罪を犯したのか、単に運が悪かっただけなのかイマイチよく分からない気分でした。

帰ってきて、改めて占有離脱物横領罪で詳しく調べてみると、同じようなケースの
「自転車を盗んでない(拾った・貰った)のに、捕まって罪に問われた」
という話は比較的よくある話らしく、まぁ結局うちも無知だった為にそういう感じの結果になったんだろうと。
まぁ、この辺は要勉強ということで。・・勉強代がえらい高くつきましたが(笑

ついでに見つけた情報で補足しておくと、親父は「前科1犯になっちまった~」って怒ってましたが、
厳密には、裁判所で有罪になるか、科料(今回の場合10万円以下の罰金)があってはじめて初犯になるらしく、
今回のようなものは、いわゆる始末書的なもので、厳重注意程度の扱いらしいです。
まぁ、確かに書面の内容はそんな感じでしたが・・・。

なので、情報が市役所などに回って企業などが参考にする事もできないようで、
情報は警察のみに保管され、一定期間を過ぎると処分されるそうです。
その為、うちの親父は年齢的にもう関係ないですが、若い方でも特に就職などに影響することはないらしいです。
・・・まぁ、さすがに警察には就職できなくなるかもしれませんがね(笑

いやぁ、しかし今週は疲れた。連休はゆっくり休みます。

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