だいぶ前から予約してあったので、すっかり忘れていましたが、
「ジュエルペット てぃんくる☆」のDVD-BOXが届いてました。
早速開封。
さすがに4クールの52話だけあって、
片面2層のDVDが9枚組というトンデモ仕様。
それでいて実売3万円なら、まぁ十分安いほうだと思います。
特典の薄い本(笑)ですが、内容は十分濃い目で、
後日談の漫画と設定や各話の解説、スタッフ対談など。
薄いからか、文字が小さくて情報量が半端なく多いので、
メガネを外して読まないと、かなり目が疲れます(笑
個人的には、この特典だけでも2000~3000円の価値はあるかと。
・・・まぁ、薄い本ですけど(笑
で、肝心のDVDとしてのクオリティなんですが、
こんだけ詰め込んでいる割には、頑張っていると思います。
特に目立つブロックノイズもなく、画質もスッキリしています。
DVDブックでも神修正が掛かってましたが、
同じような感じで、作画自体は相当な量の修正が入ってます。
特に、どうしても人によって癖が出てしまう目のあたりの描画については、
そんなの誰も気付かね~、ってところまで手が加えられています。
相変わらず、なんといいますか、スタッフの「愛」を感じますね(笑
一部で、DVD版の画質がTV版よりも悪い(ボヤけている?)という話もありますが、
個人的にはそこまで気になるレベルではないと思います。
そもそも、もとからSD製作ですから、TV版もHDで放送していたわけではなく、
「BDじゃないから特別に画質が汚い」という事にはならないと思います。
まぁ、印象で語っていても仕方ないので、実際に確認してみました。
とりあえず、TV放送時のソース(テレビ愛知)。
1440×1080のMPEG2-TSを1280×720でエンコードして保存してあるものです。
なので、厳密には放送時のTSとは違いますが、まぁ参考程度に。
で、今回のDVD-BOX。
Windows 7のWMPでは、DVDも普通に再生できますので、そのまま再生させてみます。
もちろん解像度の違いはありますが、もともとSD製作なのを考慮すると、
そこまで差があるようには思えません。
念のため、PowerDVDでも再生させてみました。
・・・あ~、えーっと、なんか色が薄いですし、かなりボケてますなぁ(笑
結局のところ、単にMPEG2デコーダに依存するって話なだけな気がします。
比較画像を作られたキャプチャ職人さんの環境がたまたまそうだった?みたいな。
(実際、そうみたいですけど・・・)
うちの個人的な結論としては、大騒ぎするほど画質も悪くないと思いますし、
DVDの中身の画質を気にする前に、まずMPEG2デコーダの選定と画質設定に気を遣った方がいいと思います。
というわけで、買い控えされてる方も、画質に関してはそこまで心配はいらないかなぁ、と。
「ジュエルペット てぃんくる☆」のDVD-BOXは十分オススメできる内容です。
BD化もそこまで望みがあるわけでもないだろうしなぁ・・・。
てか、SDをアプコンしただけで再搾取されるなら、DVDで十分だと思う(笑
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