別に、特定の誰とかどことかいうわけでもないのですが、
使う気も無いのに適当やってるようなのと比べて、
ちゃんと俺の本気ってやつを見せてやるぜ!!ってな感じで(笑)
本当は、もっと早くレビューしたかった「g06+」なのですが、
運悪く初期不良を引いてしまったせいで、交換対応となり、
完全に出遅れた感と、なんとなく興をそがれてしまったのもあり、
なんか別にやらなくてもいいんじゃないかという気もしてきましたが、
さすがに有言不実行はイカンだろうというわけで、
簡単ではありますが、レビューしてみようと思います。
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何はともあれ、タッチパネルが初期不良でないかどうかチェック
しつこいようですが、前出のように自分に最初に来た端末は、
タッチパネルが不良品でした。
しかも、軽く触っただけだと気付かないような場所でしたので、
しっかりチェックしておくことをオススメします。
うちが購入したgoo Simsellerでは、初期不良対応は到着後3日以内との事でしたので、
なるべくすぐ連絡できるように確認しておいた方がいいと思います。
g06とg06+の比較 ~外観編~
んでは、改めて前機種のg06と比較していきましょう。
とは言え、正直なところ、外観的にはほとんど差異はありません。
並べてみると、若干噴きつけてある赤の塗装の色味が違う気もしますが、
g06は1年間持ち歩いていたものなので、単なる経年劣化かもしれません。
バックカバーは金型に変更なくほぼ同じもので、バッテリーも同型番なので、
これらはg06から流用可能。乗り換えても使いまわせるのはいいですね。
ちなみに、バッテリーは多少当たり外れあるようですし、
容量も多くないので、予備のやつを追加で持っていてもいいかもしれません。
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ひとつ気付いたのは、横の物理ボタンのスイッチの部材が変わったようで、
g06よりも、g06+の方が押し心地が浅く、よりクリック感があります。
ボタンのはみ出ている幅も僅かに大きくなっているので、誤爆にはより注意が必要かもです。
あと、外観的な話だと、液晶画面の色温度が前よりもかなり低く設定されているようです。
g06の時は、正直ちょっと「青い」感じだったのですが、
g06+になると、結構「黄色い」です。これは初期不良交換前もそうだったのでおそらく仕様でしょう。
並べてみると、明らかに同じ色ではないです。
一昔前だと「尿液晶」とか言われかねないレベルですが、
最近だとブルーライトが云々で、青色系の画面は敬遠されがちな傾向があるので、
ひょっとしたら、女性や子供向けに意図的に暖色系の設定にしたのかもしれません。
もちろん、メーカーが何も考えずにたまたまそうなった可能性もありますが…w
g06とg06+の比較 ~スペック編~
既出の話ですが、g06+になってからのスペックの変更は
細かいところを除けば、RAMとストレージの増量、のみです。
g06+ | g06 | |
OS | Android 7.0 | Android 6.0 |
SoC | MediaTek MT6737M 1.1GHz | MediaTek MT6737M 1.1GHz |
メモリ | 2GB | 1GB |
ストレージ | 16GB | 8GB |
ディスプレイ | 4インチ IPS / 480×800 | 4インチ IPS / 480×800 |
SIM | microSIM + microSIM | microSIM + microSIM |
外部メモリ | microSD (最大32GBまで) | microSD (最大128GBまで) |
カメラ | 背面500万AF/ 前面200万 | 背面500万AF/ 前面200万 |
センサー | Gセンサー / 近接センサー / 光センサー |
Gセンサー / 近接センサー / 光センサー |
GPS | A-GPS / GPS | A-GPS / GPS |
無線 | IEEE802.11 (b/g/n) | IEEE802.11 (b/g/n) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 Smart Ready BLE対応 |
Bluetooth 4.0 Smart Ready BLE対応 |
通信方式 | LTE(1/3/19) WCDMA(1/6) GSM | LTE(1/3/19) WCDMA(1/6) GSM |
電池 | 1700mAh | 1700mAh |
重量 | 約129g | 約129g |
まずは、ストレージですが、
使用可能な内部共有ストレージが、4.71GBから9.91GBに増えています。
うちはmicroSDを挿してしまいましたが、あまりゲーム等をやらない方なら、
外部メモリ無しでも十分やっていける容量だと思います。
あとは、RAM 2GBですね。
結局、これをどう考えるかという話ではあるのですが、
以前にも書いたように、さすがに最近のAndroid端末としては、
1GBでは厳しくなりつつあります。
何もしていないアイドル状態で確認してみたのですが、
g06の方が多少ごちゃごちゃしてしまっている状態ではあるものの、
こちらは、もうメモリが既にカツカツ状態で、
対して、g06+の方は、メモリの消費量としては似たような感じですので、
実質的に、もう1GBぶん余裕があります。
これは、何か大きいアプリを起動した時や、
大量のアプリを切り替えて使うような状況になった場合に、
かなり違いが出てくるんじゃないかと思います。
よく、こういう格安の端末のレビューなどで、
「ちょっとしたWebやメールしか使わないから問題ない」
とか言われますが、それは単一のアプリだけを使う場合であって、
複数のアプリを同時に使おうと思ったら、やはりメモリは多いに越した事はありません。
別に複数のアプリを同時に使わないから構わない、という方も居るでしょうが、
もし使用中にLINEが来たとして、いちいち使用中のアプリを閉じる人はいないでしょう。
まぁ、この辺はいくら文章で書いても分かり辛い部分かとも思いますので、
せっかく初期不良云々で不本意ながらアカウント取得した事でもありますし、
今回もひとつ動画を撮影してみました。
より極端な差異が出るように、という事で、
「重すぎ」「ロード長すぎ」と評判らしい、「ミリシタ」を選択(笑
ようは、メモリが少ないと、何かに割り込まれて裏に回ったときに、
自動的にメモリが開放されて、最悪作業が無かったことになる場合もある、と。
もちろん、アプリ側でそういう事がないように実装する事もできますが、
その場合は、足りないメモリ分はストレージ領域にスワップされますので、
動作が超絶もっさりになるという、どちらにしても嬉しくない結果になります。
今回、最底辺クラスである4インチ格安端末がメモリ2GBを積んできたというのは、
格安スマホ業界にとってはなかなか衝撃的な事であり(…と勝手に思っていますw)
今後は、4.5インチや5インチの端末でも、1GBしか積んでいない端末では、
さすがにちょっと戦っていけないのではないかという感じになってきていると改めて思いました。
余談ですが、ミリシタに関しては、思ったよりもゲームになっている状況で、
2MIXであれば、なんとか遊べそうな感じでした。
さすがに3D軽量設定のままでも4MIX以上になると、結構モタつく印象ですが…。
もちろん、適当にコミュやお仕事とかをこなしている分には、何の問題もありません。
Google系アプリが追加されている
プリインストールアプリとしては、g06とさほど変わっていないのですが、
g06ではスッカラカンだったGoogle系のアプリは最初から入っています。
個人的には何も入っていないほうが好きではあったのですが、
初心者の方から見たら、「何で入ってないんだ!!」ってなったんですかね。
ブラウザもChromeが最初から入っていました。
fotaが居る…しかし、三菱UFJアプリは起動可能
まぁ、格安の中国ODMでの宿命というやつではありますが、
g06では消されていた「FotaProvider」はまた入っています。
この辺は(おそらく)コヴィアでもNTTレゾナントでも、
チェックして問題がない事を確認しているという話なので、こればっかりは信用するしかありません。
詳しい方ならPC接続して無効にしといた方がより安心なのかもしれませんが…。
ちなみに、root化やマルウェアなどに過剰に反応しすぎて、
問題ない環境でも起動できない人が続出しているとの事で有名な三菱東京UFJ銀行のアプリ、
これは、g06でもFW修正を余儀なくされたものですが、g06+では最初からちゃんと起動しました。
まぁ、こいつが起動するならそこまで問題は無いのかな、
って、なんか簡易ウイルスチェックアプリみたいな使い方になってますがw
え?マジで!? まさかのETWS対応!!
g06+になって、一応Android 7.0に変更になったわけですが、
正直なところ、そんなに変わったところはない気がします。
おそらく、マルチウインドウの新機能なんかも、
そもそも解像度の関係で有効にできないんでしょう。【訂正】
単に私がAndroid純正のマルチウインドウのやり方を知らなかっただけで、
普通に対応していました。また後で記事追記します。
大して代わり映えしねぇなぁ、とか思いながら設定を見ていると、
緊急警報ってのが追加されていて、
なんだこれ?
おおおおおおお!!
ひょっとして、ETWSに対応している!?
ETWSについては、ここでも散々取り上げている事もあり、
細かい話は省略しますので、気になる方は各自ぐぐってもらうとして、
いやぁ、これは嬉しい誤算でした。
もちろん、Jアラートや大雨の特別警報などの、
通常のETWSと違ったチャンネルを使ったエリアメールは届かない可能性が高いのですが、
それでも、こんな端末で(失礼w)明示的にETWSが有効にできるというのは大したもんです。
ちなみに、デフォルトは無効になっていますので、SIMを挿して有効にしておきましょう。
ただまぁ、こればっかりは、実際に有事になってみないと
どういう動作をするのか全く分からないので、
自分もできるだけドコモ系のSIMで常時持ち歩くようにしてみます。
あまり起こってほしくはありませんが、もし鳴ったらここでも報告しますね。
メイン端末としても十分いけるし、リセマラ用端末としてもいいかも?
…とまぁ、ざっくりと見ていきましたが、
やはり、同じSoCでもRAMが2GBになると随分快適になったと感じます。
今までなんか突っ掛かってたような動きのところもスルスル動いてくれますので、
スペック表以上に差異は少なくないと思います。
仮に、現役g06ユーザーとして、g06+に乗り換えるのはどうかと訊かれたら、
個人的には十分乗り換える価値アリだと言って差し支えないんじゃないかと。
あとは、やっぱり実際にゲームをやってみて、随分動きがマトモになったな、と。
もちろん、高性能端末と比べれば話になりませんし、
ジャイロセンサーが無いので、相変わらずポケモンGoも寂しい限りですが、
それでも、3Dゲームでも思ったよりもちゃんと動いてくれるので、
この端末の小ささを生かして、リセマラ用サブ端末として活用するのも面白いかもしれません。
実際に始めるようになったら、より高性能なゲーム用端末にデータを引き継ぐような感じで…w
g06からほぼ1年経ちましたが、これならもう1年も余裕で戦えそうです。
これからも、同じ金型の再利用で毎年改良版をリリースしてくれるとかあると、
資産も有効活用できて、なかなか面白そうな気がしますけど。
そもそも4インチ端末というカテゴリ自体が、完全にブルーオーシャンですし、
ある程度の固定客がいますから、そうそう失敗する事もないと思うんですけどね。
どうでしょう?NTTレゾナントさんw
今すぐ g06+ をチェックしてみる(goo SimSeller)
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